『北の国から』の簡単なあらすじは?人気の理由4選!

フジテレビが『北の国から』を2025年8月11日〜再放送すると発表しました。(関東ローカル限定)

ファンから喜びの声が上がっていますが、『北の国から』を知らない人も増えています。

どんな話なのか、なぜ人気があるのか、簡単にまとめてみました。

目次

『北の国から』の簡単なあらすじは?

北の国から』のあらすじは、東京から北海道へ引っ越した父子の物語です。

東京で家族4人で暮らしていましたが、母の令子が不倫で家出•••。

東京での生活に嫌気がさした父(黒板五郎)は、幼い子ども達(純と蛍)を連れて故郷の北海道富良野へ。

母と離れて、電気も水道もない大自然の中で3人暮らしを始めます。

馴染めず反発する純と、馴染もうと懸命に頑張る蛍。

翻弄される兄妹の成長や人々との関わりを、北海道の大自然とさだまさしさんの曲が包みこむ作品です。

連続ドラマ『北の国から』のあらすじ

北海道の生活に馴染めず、母を求めて連絡を取ろうとしたり東京を行き来する純。

一方、父と一緒に母が浮気する現場を目撃してしまった蛍は、父の側を離れません。

離れて暮らしても母との関係は続き、翻弄される父と子ども達のお話です。

連続ドラマ『北の国から』は全24話。

1981年10月9日〜1982年3月26日まで放送されました。

ドラマスペシャル『北の国から』のあらすじ


連続ドラマの放送後、8回に渡ってドラマスペシャルとして『北の国から』の続編が放送されました。

各回のあらすじを簡単にまとめました。

放送日タイトルあらすじ
1983年3月24日北の国から’83冬五郎は東京へ出稼ぎに。
純と蛍は健気に留守を守っていた。
正月休みで帰ってきた喜びも束の間。
借金問題などが発覚していく•••。
1984年9月27日北の国から’84夏事件を起こす度に責任逃れする純。
そんな卑怯な自分を責めてもいる。
そんな出来事を通して父と息子の絆が深まる。
1987年3月27日北の国から’87初恋中学3年の純に恋人ができる。
彼女は卒業したら東京の高校へ。
純も真剣に上京を考え始める。
1989年3月31日北の国から’89帰郷東京で就職し仕送りをする純に安心する五郎。
しかし純は職を転々とし問題も起こしていた。
蛍は旭川で看護師の勉強に励む。
1992年5月22日・23日北の国から’92巣立ち純が恋人を妊娠させる。
堕胎したと知り、話を聞いた五郎は慰謝料を工面する。
蛍にも恋人ができ、富良野に帰らなくなっていた。
1995年6月9日北の国から’95秘密富良野に戻り仕事を始めた純は札幌の彼女と遠距離恋愛をしていた。
札幌の病院に就職した蛍は、退職し不倫の末に駆け落ち•••。
五郎はいつでも富良野に帰ってこいと伝えるのが精一杯だった。
1998年7月10日・11日北の国から’98時代蛍も純も結婚に向けて動き出す。
しかし、さまざまな問題が立ちはだかりスムーズには進まない。
2002年9月6日・7日北の国から2002遺言蛍は子供を産み富良野で生活していた。
五郎は孫の成長が生き甲斐となっていた。
純は借金を抱え返済のため富良野を出ていた。

かなり端折った、簡潔なまとめだよ。

『北の国から』は奥が深すぎて、語ると長くなる作品だから•••。

たくさんの登場人物、次々に起こる問題、それぞれの心情•••。

とても複雑に絡み合っていて、それが丁寧に描かれている作品。

1話から泣けると言われているよ!

『北の国から』人気の理由4選

北の国から』が色褪せない名作として人気の理由を4つにまとめました。

①ドラマと現実の時間軸が同じ

北の国から』はドラマと現実の時間軸が同じです。

子役の2人は10歳と11歳でしたが、最終回では30代に•••。

家族の21年間を追った物語。

役者もリアルに21歳歳を重ね、視聴者はずっと見守ってきた身近な存在という感覚に陥ります。

親世代は我が子を見守るような心情に。

同世代には共に青春時代を生き大人になったような感覚に。

そんな親近感を感じるドラマだったのです。

②さまざまな事情を抱えた登場人物

『北の国から』には、親戚や富良野で暮らす人々など、多様な人物が登場します。

年齢も、抱えている問題も、性格も多種多様です。

老若男女の視聴者が、誰かしらに感情移入できるのです。

これが、幅広い世代にファンがいる所以だね!

子どもの時に見ていた人は、大人になって見方が変わったと二度楽しんでいるみたいだよ。

③テーマが重く考えさせられる

不倫、離婚、火事、借金、事故、病気、予期せぬ妊娠、堕胎や流産•••多くの重い問題が起こります。

こんなにみんな不幸で、なぜ魅入ってしまうのか?

ただの不幸なドラマではないのが『北の国から』のすごいところです。

喜怒哀楽にまみれた人間の姿を、とても魅力的に描いています。

人は誰でも間違いや矛盾を抱えているけれど、何があっても生きなければならない•••。

懸命に生きる人の姿や、ぶつかったり支え合う人々の姿に目頭が熱くなります。

④生活を見つめ直すきっかけになる

北海道の雄大さや美しさと共に、厳しさや恐ろしさも感じられる北の国から』。

現代の暮らしを見つめ直すきっかけになるドラマです。

自然との共生って?

お金は必要?

知恵を使うって?

生きる上で大切なことは?

そんなことを問いかけてきます。

家族の絆・人間の強さと弱さ・自然との共生がテーマの『北の国から』。

名言もたくさん生まれています。

1つだけ有名なものをご紹介します!

黒板五郎

金なんか望むな。倖せだけを見ろ。
ここには何もないが自然だけはある。
自然はお前らを死なない程度に充分毎年喰わしてくれる。
自然から頂戴しろ。
そして謙虚に、つつましく生きろ。
それが父さんの、お前らへの遺言だ。
(北の国から2002遺言)

自分の心に響く名言を見つけて、自分の生活と照らし合わせてみても面白いかもしれません。

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