【2025】宮古島パーントゥはいつ?非公開はなぜ?参加の心得は?

宮古島の奇祭として有名になっている島尻地区のパーントゥプナハ。

泥で全身を覆った神様が集落内を周り、泥を塗りながら厄払いを行う神聖な行事です。

2025年の宮古島パーントゥがいつなのか?非公開の理由や参加する際の心得・注意点をまとめました!

目次

【2025】宮古島パーントゥはいつ?

宮古島パーントゥの開催時期は旧暦の9月上旬となっていますが、詳しい日程は開催の約1週間前まで発表されません。

1週間前の発表も大々的なものではなく、地元の人から人伝に伝わるそうです。

実質、非公開となっています。

2025年の旧暦の9月上旬は、10月21日(火)〜11月4日(火)です。

2023年は10月25日(水)・26日(木)

2024年は10月8日(火)・9日(水)

に開催されました。

【2025】宮古島パーントゥ非公開はなぜ?

宮古島パーントゥの日程が非公開になった理由は、興味本位で参加した見物客とのトラブルが増加したためです。

以前は市のホームページなどで日程を公表し、島の観光資源としてアピールしていました。

奇祭として注目を集め、SNSの普及とともに多くの見物客が訪れるように•••。

パーントゥがどのような伝統行事であるか、理解せずに参加することで以下のようなトラブルが生まれました。

トラブルの主な内容

「服を汚された」「抱きつかれた」「泥を塗られ本気で怒っている」「ここまでとは思わなかった」
というクレームが市役所に殺到

泥を塗られたことに怒った男性がパーントゥに暴行

パーントゥは、走って追いかけてきたり、時には馬乗りになって容赦無く人々に泥を塗ります。

泥を塗られることは厄払いですので、感謝すべきことです。

パーントゥがどのような伝統行事であるか、参加されたい方は事前にしっかり勉強しましょう!

Screenshot

地域の神聖な行事です!

文化や意味を勉強し、敬意を払いましょう!

宮古島市はトラブルを防ぐため、現在以下のような対策を行なっているようです。

宮古島パーントゥのトラブル対策

・ホームページへの日程掲載や大々的な宣伝はせず、観光客の大挙を防ぐ。

・パーントゥの周囲には複数の護衛をつける。

【2025】宮古島パーントゥに参加する際の心得は?

宮古島パーントゥに参加したい方は、泥まみれになる覚悟と、パーントゥや地域の方への敬意をもって参加しましょう。

パーントゥは、ツル草を巻き付けた泥まみれの体で、逃げ惑う人々を追い回し泥を塗りつけてきます。

(見物客が増え、パーントゥが見物客に囲まれてしまうほどの人だかりとなっているのが現状)

住宅や乗用車内にも荒々しく上がり込みます。

地元の方はこう言います。

怒る人はおらんよ。ちゃんと厄よけして、健康を願ってくれてるんだから。

地元の方は泥を塗られると「ありがとう」と声を掛け、お酒やお寿司を振る舞うことも。

泥を塗られた人は、厄を払ってもらったことに感謝します。

このパーントゥに対する敬意が、一番大切な心得です。

パーントゥの泥は、「ンマリガー」と呼ばれる井戸の底の泥です。

この泥は鼻を突く異臭があります。

ただの泥ではなく異臭のする泥ですので、以下の持ち物があると安心です。

準備するもの3選

泥ふきタオル
顔を狙って泥を塗られることが多いです。
異臭のする泥なので気になる方は持っていきましょう。

服装
汚れてもよい服装で行きましょう。
帰りの車を汚さないための着替えやタオルも準備しておきましょう。

防水ケース
防水ケースなどでカメラやスマホを保護しましょう。

ただのお祭りではなく、地域の神聖な伝統行事であることを忘れずに!

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