ミャクミャクが神様扱いされているのはなぜ?人気急上昇の理由3選!

当初は化け物扱いだった、大阪万博公式キャラクターのミャクミャク。

それが今では神様として人気急上昇!なぜ人々はミャクミャクを神様扱いし始めたのでしょうか?

人気が急上昇した理由についてもまとめました!

目次

ミャクミャクが神様扱いされているのはなぜ?

ミャクミャクが神様扱いされるようになった主な理由は、以下の2つです。

その姿形と日本人の信仰心がうまく融合した

SNSによる拡散で神格化に拍車がかかった

日本人には、恐れ多いものにも神聖なものにも手を合わせる習慣が根付いてます。

ミャクミャクは、化け物から、次第に神様としてSNS上で崇められるようになりました。

最初は化け物扱いだったミャクミャク

発表された当初は、化け物・不気味・気持ち悪いなど酷評されていたミャクミャク。

2022年3月にその姿が披露され、名称は同年7月18日に発表されました。

すぐにSNS上でミャクミャク様と呼ばれ始め、話題となりました。

崇めないと祟られそう

万博に問題が多いのはこのキャラクターの呪いだ

この時は、化け物や怨霊のような扱いでした•••

化け物や神様という日本の御霊信仰

日本には昔から伝わる御霊信仰(ごりょうしんこう)があります。

天災や疫病の発生を「怨霊」のしわざと見なし、これを鎮めて「御霊」とすることにより祟りを免れ、平穏と繁栄を実現しようとする信仰です。

少しずつミャクミャクの可愛さに魅了される人が増え、化け物から神様へと昇格したミャクミャク。

この御霊信仰とミャクミャクが結びつき、「ミャクミャク様」の愛称がSNSで瞬く間に拡散!

こうしてミャクミャクの神格化が加速したのですね。

ミャクミャクが人気急上昇した理由3選!

化け物から「不気味可愛い」と人気が出始め、神様へと昇格し人気が鰻登りのミャクミャク。

人気急上昇の主な転機は、以下の通りです。

ミャクミャク人気急上昇の理由①着ぐるみ

2022年7月、名称とともにミャクミャクの着ぐるみ姿も披露されました。

この着ぐるみ姿を見て、「意外と可愛いかも」という声が聞かれるようになりました。

平面から立体化され丸みを帯びたこと、時間の経過とともに見慣れてきたことで「可愛い」と人気が出始めたのです。

2023年4月、東京の期間限定のポップアップショップでは行列ができ、90個のぬいぐるみは45分で売り切れとなりました!

ミャクミャク人気急上昇の理由②ギャップ

ミャクミャク発表当初の平面図の不気味さと、立体となった着ぐるみ姿のギャップの大きさも、可愛さを印象づける手助けとなったようです。

ミャクミャクは立体になった途端に可愛くなる!動きがキュート!

気持ち悪い派だったのに、着ぐるみが可愛かった•••。

このインパクトはなかなか人間の心理をついていると思います。

シンボルマークの細身では不気味さがあったけど、擬人化してふっくらボディになったら可愛くてびっくり

ミャクミャク人気急上昇の理由③バルト館事件

2025年5月13日、バルト館入り口に飾られていたミャクミャクのぬいぐるみ窃盗事件が起こりました。

その様子は防犯カメラに映っていましたが、犯人は捕まっていません。

リトアニアのジーカス駐日大使が「とても寂しい。皆さん、見つかったら教えてください」とXに投稿。

すると、事態を知った来場者らが次々とミャクミャクグッズを寄贈したのです!

その数は5月28日の時点で約140体!

非常に日本らしい心温まる展開!

盗んだ人にはミャクミャク様の祟りがあるぞ!

バルト館にミャクミャクが増えているのを奉納とかお供えって言ってしまう日本人。

バルト館入り口が祭壇化している•••。

このようにXで話題となり、ミャクミャクは神様としての地位を確立!

奉納されたミャクミャク様は、5月30日まではバルト館に飾られていました。

その後は児童施設などに寄付されるとのことです。

御霊信仰がこの令和の時代でも受け継がれていると思うと、感慨深いね!

やはり日本は多神教、八百万の神の国だね!

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